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執筆者の写真Avalon

国公立大二次試験に向けて(志望校選択)


大学入学共通テストが終わりました。


受験生の皆さん、二日間本当にお疲れさまでした。


共テリサーチの結果が返却され、ボーダー得点が公表された今、どこの大学に出願するか迷っている方も多いのではないでしょうか?


思っていたような判定が得られず、志望校を変更すべきか悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。


 

以下は、私個人の見解ですが・・・


共テリサーチの判定がE(合格可能性20%未満)以外、すなわちA、B、C、Dのどれかであれば、基本的にGo!です。



D判定の合格可能性は35%、3人に1人は合格するのです。



仮に共テがD判定だったとしても、二次試験に向けてしっかり準備をして、高得点を取れれば十二分にチャンスはあります





 

とは言え、もちろん例外はあります。


当初から二次力に難点があり、共テでの先行逃げ切りを考えていたにも関わらず、思ったように点数が伸びなかった場合です。


他には、ご家庭の事情により「国公立大学に現役合格」が絶対条件になっているケースなどが考えられます。


かくなる場合は、いま一度志望校を変更すべきか、自分の学力を良く知る先生(学校の先生でも塾の先生でも可)に相談してみてください。





 


一番良くないのは、共通テストで「失敗した」と思い込んで、安易に諦めてしまったり、くよくよと思い悩んで二次試験の勉強に身が入らないことです。


共通テストはあくまで予選、フィギュアスケートで言えばSPです。


SPでジャンプで一度コケたからと言って、本選を棄権する選手がいるでしょうか?


皆さんに求められているのは「金メダル」でも「5位入賞」でもありません。


合格最低点を上回ること、ただそれだけなのです。






 

受験生が志望校変更を考える理由の実に98%以上が、次のようなものです(当方調べ、出所不明)



☞ 学校の先生との面談で、より安全度の高い大学への志望校変更を勧められた

(55%)



☞ 同じ大学を目指していた友達が、自分より共テの点数が高かったにも関わらず、志望校を下げた(30%)



☞ 共テが難しかったので、難関大志望だった人が自分の行きたい大学に降りてくるかも(8%)



☞ 先生には大丈夫と言われたが、〇〇大オープンの判定がDなので、逆転できるか不安(5%)



はっきり言います。そんなナンセンスなことを考えている暇が一瞬でもあるのであれば、その時間を使って一問でも二問でも多く過去問を解いてください。





志望校変更を正当化する理由は星の数ほど思いつきますが、変更しない理由はたった一つ、「その大学で学びたい」というあなたの確固たる決意だけなんです。


本当に心から行きたい大学にさっさと出願して過去問を解きまくる、これが合格可能性を高める唯一の方法です。


特に二次試験で理系科目を使う現役生諸君、問題を解けば解くほど点数は最後まで伸び続けます。


合格圏内に到達するのは、試験前日になっても全然おかしくありません。




二次試験まであと約一か月間、絶対に悔いが残らないよう、全ての力を出し切ってください。


きっと結果はついてくるはずです。





All the very best!

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